SDGsは、色々な語られ方がありますよね、皆さんもお感じになられているかと思います。
私は、SDGsのゴールを目にした時に、素晴らしい取り組みと感じましたし、
なんとなく、今が悪くて、目指す2030年が素晴らしく、それを目指さない手は無いなと感じました。
しかし、自分は何をしたらいいのか検討がつかない。
グレタさんのように、街に出てデモ行進に参加すればいいのか、ゴミの分別をすればいいのか
あるいは、南極の氷が溶けないように車に乗るのを控えたほうがいいのか
どれも、ゴールに書かれていることは正しいのですが、
ゴールは遠くて、自分ひとりが気をつけても変わらないよ〜と感じたのです。
そして、熱い気持ちも直ぐに冷め、
無意識に、あるいは少々の罪悪感はあれど、レジ袋をもらったりする生活に戻るのでした。
SDGsって、ある面から見ると正しく、しかしある面から見ると違うと思っています。
バングラディッシュにある8階建ての商業施設「ラナプラザ」が2013年に崩壊したのは、有名な話です。
世界で販売されている有名ブランドの縫製工場が5つここに入っていました。
この崩落事故では、縫製工場で働く時給15円で1日に16時間働く人達が犠牲になっています。
そして、これらのブランドの洋服は約60%は廃棄処分になっているんです。
作られた洋服は季節が変わり、流行りが変わり、不要になり廃棄されていくのです。
どこかの国のマスクのように、保管料かかかり、廃棄料がかかり、それらを含めても利益が出る価格に設定され、シワ寄せが低賃金で働く労働者に寄っています。
貧困国では、それでも働かないと生活ができません。
洋服を縫製している人達と、洋服を購入している人達の格差。
「GOAL12 : つくる責任、つかう責任」だけではなく、「GOAL10:人や国の不平等をなくそう」、「GOAL1:貧困をなくそう」など、多くのGOALに絡んでいます。
本当に複雑に絡み合うGOALと諸問題ですが、原因というかスタートは私達の行動なんですね
私たちが起点なのです。
自分も起点
