
仕事を選ぶ時に、仕事に自分を合わせていないでしょうか
私はワークショップで「仕事と自分、どっちが大事でしょうか?」と投げかける場面があります。
皆さん、当然「自分が大事」と答えて頂くのですが、行動は意外と仕事の方を優先した行動になっているようです。
どうしても、
はじめて社会人になる時や転職の時に、会社を探しますが、どんな基準で会社あるいは仕事を探していますか?
自己成長できるとか、給料がいいとか、福利厚生もしっかりしている、世間に知られた企業であるなど、自分が優先させたいものを並べて、ゆずれないものから優先順位をつけて、候補を絞り込んでいっていると思います。
もしくは、自分が入れる企業をピックアップしていくという方もいるかも知れません。

仕事と自分の関係がこんな(↑)になってませんか?
自分を仕事に合わせている。
多少、自分にフィットしなくても、給料が満たされればそれで「いいか」と自分との向き合いもほどほどに仕事を選んでいませんか?
世の中にある仕事は多岐にわたっていますが、仕事をする我々(人間)は固有の人格、人生の目的、存在意義を持っています。
一般化された職業名で選ぶのはとてもリスクがあるのではと思います。
自分は何をどういう人に届けたいのか考えてみると良いと思います。
営業職に就くと表現するよりは、
自分が大好きな地元の野菜を日本全国に居るお年寄りに届ける仕事
カメラマンがやりたいですというよりは、
命の躍動が伝わる動物の写真を、入院中のお子さんに届ける仕事
とか
営業とか、カメラマンという名詞では無く、動詞にしてみるといいと思います。
それを考える段階で、自分が活動しているイメージが浮かべられるし、具体的になる。
そのイメージが心が潤うものであれば、歩みを進めてみればいいし、もし違うのであれば何か自分の中に残っているんでしょう、そこと向き合ってみる。
仕事は人生の大半の時間を投資するもの。
その投資で得られるものが、給料以外に何なのか考えてみてはいかがでしょう