
対人支援をしていると、他人軸の考えから生じる悩みからお話を聴かせていただくことが
よくあります。
この話題は色々なブログやサイトでも記載がありますが、改めて私の言葉で書きますと、
他人軸の強い人は、自分がどう思っているかより他人がどう思っているか
他人がどのように自分を見ているかを気にして、他人の目を優先してしまいます。
そして、自分を後回しにしてしまう。
例えば、ブログを書こうとした時、こんなコトを書いて、変な人だとか思われないだろうかって考えると
自分は書きたいと思っている、でも誰かに見られて評価されることを想像して書くことを躊躇してしまう。
自分の気持ちは後回しにしてしまう。
この程度の話は、ちょくちょくあるのではと思います。
一方、誰になんと思われても構わないから発信する人って羨ましいと思われたりもしています。
今の時代、色々な選択肢があり、それ自体で迷うことも多いですが、
自分の中に基準が無いと、色んな声に惑わされ、ものすごく辛かったり、エネルギーを大量消費して消耗したりと、
大変な時代の中に私達は居るのです。
自分に自信が持てなくなり、
何をしてもダメだとか、周りが信用できないとか、何か決めてもどうせ上司が言ったことに決まるからと
自分を諦めてしまうパターンが出来上がってしまう。
それは、あなたの可能性を狭めているかもしれません。
また、あなたを取り巻く周囲の環境が、他人軸を強めることに作用していることもあります。
まず、第一歩は自分に許可を出すコトだと思っています。
いまの自分で良いと許可を出す。 そして自分が形成してきた思い込みを冷静に見てみましょう。
例えば、幼少期に「漢は一生で3度しか泣いてはならない」と言われながら、成長してきたとすると、自分の中に思い込みが出来上がると同時に、泣くことを閉ざしている中で感情が行き場を無くします。
繰り返すと、その感情に蓋をするパターンができてしまうこともあります。
泣いても良いと、自分に許可を出し自分の中から出てくる感情とともにいてみる。
コーチングでは、内側から出てくる自分が意図しない反応(不本意な反応)にも、向き合うことも繰り返しやることがあります。
徐々に他人軸から自分軸への変容(本来の自分への変容)が起こります。
継続コーチングについてはこちらに書いてます